【保存版】大井川鐵道・寸又峡温泉 1泊2日黄金モデルコース【電車旅】
「大井川鐵道に乗ってみたいし、奥大井湖上駅にも行きたい。ついでに寸又峡温泉でゆっくりしたいけれど、どう回ればいいの?」
そんな悩める旅行者のために、現地を何度も訪れている筆者が**「これ通りに行けば間違いない!」という1泊2日の黄金モデルコース**を作成しました。
大井川鐵道は本数が限られているため、行き当たりばったりの旅は危険です。 SL(蒸気機関車)も、絶景も、温泉も全て諦めない、欲張りかつ余裕のあるプランをご提案します。
このプランのポイント
- 移動手段: 電車とバス(マイカーなしでOK)
- メイン: SL乗車、奥大井湖上駅、夢の吊橋、寸又峡温泉
- 宿泊: 寸又峡温泉(1泊)
【1日目】SLの汽笛と湖上の絶景、そして美肌の湯へ
旅の始まりは、レトロな雰囲気が漂う「新金谷駅」から。 非日常への入り口です。
10:30頃 新金谷駅を出発(SLに乗車)
まずは大井川鐵道の代名詞、SL(かわね路号など)に乗車します。 車内に響く汽笛の音、窓から流れ込む煙の匂い、そして車掌さんのハーモニカ。 昭和にタイムスリップしたような片道約1時間20分の旅を楽しみましょう。
💡 ポイント SLは事前予約がおすすめです。当日券が出ることもありますが、人気シーズンは満席になります。 お昼ごはんは、新金谷駅で名物「大井川ふるさと弁当」を買って、車内で食べるのが通のスタイルです。
11:50頃 千頭(せんず)駅に到着
SLの終点、千頭駅に到着。 ここはトーマスフェアの会場になることもあり、転車台など見どころが多い駅です。 乗り換えの時間を使って、駅周辺を少し散策したり、お土産を見たりして過ごします。
13:30頃 南アルプスあぷとラインに乗車
ここからは、赤いトロッコ列車「南アルプスあぷとライン」に乗り換えます。 ガタゴトとゆっくり走る小さな列車は、急勾配を登るために特殊な「アプト式」というシステムを採用しています。 日本でここだけの貴重な体験です。
14:40頃 奥大井湖上駅で下車・絶景撮影
トンネルを抜けた瞬間、目の前に広がるのはエメラルドグリーンの湖と赤い鉄橋。 「クールジャパンアワード」も受賞した奥大井湖上駅に到着です。
次の列車までの約1時間、以下の楽しみ方がおすすめです。
- ホームのカフェ「湖上駅カフェ」: 絶景を見ながらコーヒーブレイク。
- 展望台へ散策: 駅から線路脇の遊歩道を歩いて15分ほどの展望台へ。あの有名な「湖に浮かぶ駅」の構図はここから撮れます。
16:30頃 バスまたはタクシーで寸又峡温泉へ
奥大井湖上駅からは、再び列車で千頭駅に戻り、そこから路線バスで寸又峡温泉へ向かいます(約40分)。 ※季節や接続によっては、湖上駅からタクシーを手配するのも手です(要予約)。
17:30 寸又峡温泉の宿にチェックイン
山懐に抱かれた静かな温泉街に到着。 寸又峡の湯は「美女づくりの湯」と呼ばれるほど、とろりとした肌触りが特徴。 移動の疲れを温泉で癒やし、地元の山菜や川魚を使った夕食に舌鼓を打ちましょう。
【2日目】「夢の吊橋」とレトロな温泉街散策
朝の澄んだ空気は、山岳リゾートならではの贅沢です。
8:00 早起きして「夢の吊橋」へ
朝食を済ませたら、宿から歩いて「夢の吊橋」へ向かいましょう(徒歩約30分)。 なぜ朝イチなのか? それは、人気スポットゆえに昼間は混雑するからです。 朝の時間帯なら、エメラルドグリーンの湖面に架かる吊橋を独り占めできる確率が高く、写真も綺麗に撮れます。
橋の真ん中で願い事をすると叶う…という伝説もお忘れなく。
10:30 温泉街のカフェ&足湯でのんびり
吊橋から戻ってきたら、レトロな雰囲気の温泉街をぶらり。
- 「手造りの店 さとう」: 名物の「わさびそば」や「山芋餅」をランチに。
- 足湯カフェ: 帰りのバスの時間まで、足湯に浸かりながらスイーツを楽しむのも最高です。
13:00頃 寸又峡温泉を出発
名残惜しいですが、バスで千頭駅へ戻ります。
14:30頃 途中下車のおすすめ「川根温泉」
もし時間に余裕があれば、帰りの電車を途中下車して「川根温泉 ふれあいの泉」へ寄るのもおすすめ。 ここは、露天風呂からSLが走る姿が見えるという、全国でも珍しい温泉です。 道の駅も併設されているので、最後のお土産選びにも最適です。
まとめ:1泊2日で心身ともにリセット
日帰りでは味わえない、奥大井の「朝」と「夜」の静けさ。 そして、時間を気にせず温泉に浸かる贅沢。
このモデルコースなら、大井川鐵道の魅力を余すところなく体験できます。 次の連休は、電車の揺れに身を任せる、スローな旅に出かけてみませんか?